暮らすように泊まる。~日の丸商店~
移住をする前に、その地域で泊まってみる。朝から夜まで過ごしてみて、
移住したイメージをすることも大切です。
阿南市でも「暮らすように泊まる」ことができる場所があるんです。
全国初の取り組み「シームレス民泊」を進める新野町。
シームレス民泊とは、災害時には避難所にもなる宿泊施設のことです。
現在新野町にはシームレス民泊が3軒。
一体どんなところなのか・・気になったので、そのうちの2軒におじゃましてしてきました!
初めてなのに懐かしい。
新野駅から車で5分。
商店や郵便局、銀行が集まる通りの入り口に近い場所にあるのが「日の丸商店」さんです。
タバコや雑貨など取り扱う谷一商店さんの2階部分が宿泊スペースです。
昔懐かしいタバコ屋さんのたたずまい。最近はこんなお店も減ってきましたね。
日の丸商店さんの特徴はなんといっても「昭和レトロ」。
ここからは個人的にときめいたノスタルジックポイントをご紹介します!
見てください。このタイル張りの洗面台を。
青と白の格子タイルが素敵すぎます・・。
さりげなく置かれた銀の洗面器とママレモンがポイントです。
そんな素敵すぎる洗面台の隣には、これまたレトロな小物が並んでいます。
むき出しの裸電球。夜にはきっと温かい灯でお部屋を照らしてくれることでしょう。
自由に使えるタオル置き場。
ペンキの擦れ感が絶妙な温度計。
昔の家ならではの急な階段。でも手すりがあるので、安心です。
いかかでしょうか。数々のノスタルジックポイント。今時の新築には出せない渋さと温かさですね。
泊まる、過ごす
宿泊部屋はどんなんかと言うと・・
光がたっぷり入る、明るい和室。新しい畳のいい香りがします。
1階には台所やお風呂場、お手洗いが。
食器も全部揃っているので、自分たちで作ったりちょっとお茶を入れたり・・
普段と同じように過ごせます。
お風呂場はというと・・・
すごい綺麗!!昔のお風呂かと思いきや、お風呂場は最新です!
これは女性にとってもうれしいですね。旅行の疲れも癒されそう。
もちろんお手洗いも安心の水洗。
ちなみに、日の丸商店さんの隣には「オヤニラミ博物館」があり、いつでも見学できます。
アンパンマンがお出迎え。
オヤニラミとは絶滅危惧類に指定された淡水魚のことで、日の丸商店さんを管理する
谷崎さんがオヤニラミの会の会長さんなので、保護活動をされているんです。
水槽の中で泳ぐかわいいオヤニラミ。お子様を連れていくと喜ぶこと間違いなし!
まとめ
日の丸商店さんのこのレトロで懐かしい雰囲気は不思議と落ち着くんです。
こんな場所でゆっくり過ごすのもいいですね。
◎民泊 日の丸商店
場所:阿南市新野町馬場10-3
予約・問い合わせ:0884-36-2017
次は1月にオープンしたばかりの「民泊 パンダ屋」さんを紹介したいと思います!