美馬和傘がライセンス商品に!!
皆さん、美馬和傘のライセンス商品があることはご存じでしたか?伝統工芸としての美馬和傘が再度注目されています。
そんな美馬和傘の宣伝普及活動を行った、美馬市の元地域おこし協力隊の江本さん。地域おこし協力隊卒業後も美馬市に定住し、飲食店を経営されています。
江本 恵さん(えもと めぐむ)東京都出身
2021年4月まで美馬市地域おこし協力隊として活動し、現在は脇町のうだつの町並みにある「うだつ茶房」を運営。
江本さんは地域おこし協力隊時にうだつの町並みにある「伝統工芸体験館 美来工房」で和傘製作技術を学び、こうした「伝統工芸を後世に残すために新しい活用やPRが出来ないか」と模索する中で、ライセンス商品に美馬和傘をエントリーすることになったと話します。
傘は阿波和紙に藍染をイメージした藍色。内側には5色の糸を使った糸かがりと呼ばれる装飾が施されており、伝統的な技術をいかしつつ、カッコ良く仕上がっています。
和傘を作るのには多くの部品と工程を必要とするため、完成までには1本に約半年かかるそうです。そのため、試作品を作るのにも一苦労で、最終的なデザインが決まるまでに和傘を制作する美馬和傘製作集団と運営委員会との間で何度もやり取りが行われたといいます。
美馬和傘は脇町の美来工房でも見ることができますが、2021年7月1日(木)~7月31日(土)の期間、徳島駅アミコビル1Fの産業交流支援センターで、美馬和傘の展示販売が行われていますので、この機会にぜひ現物を見てみてください。とってもキレイですよ!
この他にも伝統工芸品の新商品開発として、阿波踊りで使用される篠笛の藍染にも挑戦!
城西高校の協力の元、何度も試作を重ね濃い藍色に染めることができ商品化することが出来たということです。
江本さんは現在、うだつの町並みにある「うだつ茶房」を運営されています。
地産地消のメニューが人気を集めているそうなので、近くへお越しの方はぜひお立ち寄りください。
■店舗情報
うだつemon茶房
住所:美馬市脇町大字脇町字突抜町45-1
営業時間:11:00 〜 22:00
定休日:木曜、第2、第4水曜
電話:080-2976-5532