小学校をリノベして生まれた交流施設「たねのや」に行ってきました
ホタルの名所でもあり、全国初の梅酒特区として知られる吉野川市美郷地区。そんな美郷地区に中山間交流拠点施設たねのやが5月29日にオープンしました。
2018年に閉校となった種野小学校の1階部分をリノベーションしたもので、地域活性化を目的に地元有志で設立した「NPO法人Tane(たね)」が運営しています。
ゲストハウスとして利用できる大小3つの部屋があり、1日1団体の宿泊利用とレンタル可能な多目的ホール、厨房、カフェスペースがあります。
エントランス
エントランスはモダンな雰囲気。外観は小学校の校舎そのままなので、びっくりします。
宿泊室
元々校長室だった部屋が宿泊室になっています。畳で落ち着く雰囲気。
多目的ホール
職員室が多目的ホールになっていて、イベント利用や団体用の宿泊室としても利用可能です。この日も竹で作る水鉄砲のワークショップ会場として使われていました。
キッズルーム
カラフルな床板が特徴的なキッズスペース。教室の雰囲気を残しつつ、子供達が楽しめる空間に。キッズスペースは無料解放されており、誰でも利用可能です。
カフェスペース
現在、料理の提供は行っていないそうですが、ピザ窯のレンタルは可能です。
厨房
業務用コンロなど設備が整っており、料理教室などに活用できそう。宿泊者の食事は基本自炊か持ち込みなので、宿泊者も利用できます。
Tane代表理事の上家博美さんは「卒業生たちが地元に帰ってきて、たねのやを拠点に新しいことに挑戦するきっかけになったら嬉しい」と話してくれました。
「たねのや」がきっかけでUターンする人が増えるかもしれませんね。
■施設情報
中山間交流拠点施設たねのや
住所:徳島県吉野川市美郷川俣47
電話:0883-43-2900
休館日:水曜日
HP:https://www.tanenoya.com/